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日本において、デジタルハイビジョンの放送用伝送規格としてはISDBが策定・運用されている。
衛星放送ではISDB-S、地上波放送ではISDB-Tと呼ばれる。
ISDBはあくまでデジタルハイビジョンの放送を含むテレビ放送全般の規格であって、「ISDB=ハイビジョン」という意味ではない。したがってISDBには従来の標準画質規格の放送規格も含まれている。
画質(解像度とは別)は伝送レートに依存し、伝送する側(放送局側)の事前の設定次第で変化する。伝送レートの変更(違い)は実際の放送上では概ねチャンネル毎(放送局毎)程度にまとめられた設定で運用されていて、例えば番組毎とかCM毎にレートが変化するような運用は特別な事情がない限り行われていない。
- BSデジタルでは一部チャンネルを除きハイビジョンで放送されている。
- CSデジタル(スカパー!e2、ショップチャンネル)は一部チャンネルのみがハイビジョンで放送されている。スカパー!(東経124・128度)も2008年10月1日にハイビジョン放送を一部で導入された。
- 地上デジタルテレビ放送でも一部チャンネルを除きハイビジョンで放送されている。
- 標準画質のカメラで収録した番組はアップコンバート(解像度の変換を行い標準画質の映像をハイビジョン信号として放送する事)を行った映像が放送される。これはBSデジタルでも同様。この番組を16:9画面サイズのテレビで見た場合、4:3サイズの映像部分が中心部に表示され両端にサイドパネルが表示される。但しこの形式の放送信号を4:3画面サイズで見た場合、付加情報で4:3画角情報が付かない場合は額縁のように映る現象が起こる。4:3画角情報が付いた放送信号の場合は両端のサイドパネルが見えない状態までズームされた形で4:3画面全体に表示される。
- 上記形式以外の16:9画面サイズの映像番組を4:3サイズの標準テレビで見る場合はエッジクロップ(4:3画面サイズになる様に両端をカットした状態)形式となるか、上下に黒帯を表示するレターボックス形式での表示となる。表示される映像部分の比率はレターボックス形式が16:9、エッジクロップ形式の場合は14:9か13:9のいずれか。尚、どちらになるかはテレビ受信機側の機能に因る。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より転載
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